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世界をぐるぐる♪旅人写真家SHINの旅日記☆

ずっと世界を旅していたい旅人写真家の「人」と「モノ」との出会い日記♪

はた織りの里 ブルダンへ

昨夜は、
酒盛りのあと、倒れ込むように爆睡。
(ΘωΘ)o.。o○グー

今日は、車でブルダンへ行きます♪

今回の旅の目的の半分は、
ここに行くためといっていいぐらい。

4月に来た時、
幸運にも巡り会った手織りタオル。

古代からのはた織り街
ブルダンで60年ぶりに復活したタオル。


fc2blog_20140607160928981.jpg


↑の写真は、
今年1月のブログ「トルコ②」から引用。

前回は10枚しか織りあがってなく、
その後、追加でオーダーしました。

そのタオルが、
もうすぐ織りあがるとの連絡が、
約1ヶ月前にあったのです。

ただし、
おじいちゃん職人のヤシャールさんは、

「しんいち、
 もうすぐタオルが織りあがるけど、
 私たちは日本への送り方を知らない。

 早く取りにきなさい」

って、
w( ̄▽ ̄;)w ウッソーン!!!

というわけで、
はるばるやって来ました。





ヤシャールおじさんとは、
8ヶ月ぶりの再開。

前回同様、
お元気そうに、はた織りしてる。

こちらは、
シルクストールを織っているところ。





はるばる日本から来たのに、
相変わらずのマイペース。

( ̄Д ̄;;。。。。。

にこっと笑顔を向けたあとは、
自分の仕事に没頭しています。





紡いだシルク糸を、
ボビンに巻いているようです。





昨夜、イスタンブールに帰った
しょうこの後を受けて、

通訳のために同行してくれた
あやさんとムスちゃん。

パムッカレ在住の超オシドリご夫婦♪





今回もお世話になり、
ありがとうございまーす!
(*≧∀≦*)

さて、
あまりにマイペース過ぎの
ヤシャールおじさん。

仕事が終わるのを待ってると、
日が暮れそうだと思い、

はた織りしてるところに
強引にお邪魔させてもらいました。

こうでもしないと、
写真を一緒に撮るのもなかなかです。
o( ̄▽ ̄メ )。o0○コラコラ





そして、
いよいよ目的の手織りタオル…

どれどれ、
ちゃんとできてるかなっと。





できてましたー!!!
o(≧∇≦o) ヤッター!!!

よかった、よかった♪
ちゃんと織ってくれてました。

一日に一枚しか織れないタオル。

26枚も織ってくれてました♪

そして、そして…

今回は、
ボクが特注でオーダーしたものも
できあがってるはず。

60年ぶりに復活したタオルは、
生地の全面がモコモコなのではなく、

モコモコがないところが、
ストライプのように見える。

そういうデザインで織ってる。

これはこれで、
お洒落でいいのだけれど、

やっぱり、
タオルといえば、
全部がモコモコふんわりしててほしい!

そう思って、
全面がパイル地のタイプが織れないか、
お願いをしていたのです。

果たして、結果やいかに…





キタ――(゚∀゚)――!!!

できてます!!

ちゃんと、
ボクの希望どおりのタオルが!

o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o イエーイ!!

見事なまでに、
全面がパイル地のタオルです。

オーダーどおり、
30枚織ってくれていました♪

「すっごく、いい!
 これは、最高のタオルだよ!
 やっぱり、あなたは一流だ!」

「こちらこそ、
 とても楽しい仕事だったよ!

 全面をパイル地にすると、
 織るのにプラス半日かかったけど、
 やり甲斐のある有意義な仕事だった」

そう答えたヤシャールさんの表情は、
職人としての達成感と
受け継ぐ誇りに満ちあふれていました。

でも、そっかぁー。

パイル地の面積が1.5倍だから、
織る時間も1.5倍になるのかあ。

「だから、値段も
従来のタオルの1.5倍になるよ」

(≧∀≦;)アチャー!!

ま、でも、当然だわな…

ものづくりの考え方は、
かかった時間分ですからね。

そして、ヤシャールおじさん、
こんなタオルもつくってました。





えーっ!???
なんでー!???

全面モコモコは、
ボクのためだけの限定でしょ!?

ヨーロッパの一流ホテル用の
手織りタオル。

「しんいちのオーダーでつくってみて、
 全面パイル地もとても気に入った。

 だから、
 このホテルにも提案してみたんだ」

このアイデア泥棒っ!
く("0")>なんてこったい!!

そう思ったのだけど、

「心配しなくていい。

 小売り店としては、
 しんいちだけにしか渡さない。

 ここのホテルは、
 うちの直接のお客さんだから、

 そういう
 直接のお客さんには販売するよ」

そう言われると、しょうがないな…

┐(´ー`)┌ ショーガナイ。。。

そこまでは、
がんじがらめにもできないし。

それを聞いて、
ちょっとは、ホッとしました。

ほっ(*´∇`*;△

そして、
また新しいタオルのオーダーも。





横幅1メートル、
長さ180cmの大きなタオルです。

ボクの友人がわが子のために、
通常サイズのタオルを買ってくれて、

贅沢にもタオルを敷いた上に、
赤ちゃんを寝かせていたところ、

「もう、あのタオル、
 うちの子が離さないよ!」と。

それを聞いたボクは、

“大人だって、
 この手織りタオルを敷いて寝たら、
 どんなにか、気持ちいいことだろう”

そんなことを思って、
この「シングルサイズ」をオーダー。

限りなく贅沢な一枚です♪

ヤシャールさんに
「できますか?」と聞くと、

「こんな大きなタオルは、
私たち祖父の世代でも作ってなかった。

はた織り機も、
この大判サイズにあつらえないと。

そして、一枚を織るのに、
少なくとも4日はかかるだろう。

 ・・・・・。

だけど、
これは、やりがいのある挑戦だ。

やってみよう!!」

そう、興奮ぎみに応えてくれた。

「さすが、ブルダン職人!
あなたなら、必ずできるはず!

また素敵な作品を待っています!」

そして、ヤシャールさんは、
このタオルケットを、
“SHINICHI Towel”と名づけてくれた。


そうこう話してると、
デニズリ県の県知事さんが来訪。

えっ!?
知事さんが来たって!?
!?(゚〇゚;)マ、マジ...

県民88万人のリーダーだ。

どうやら、
海外からのゲストを案内中に
ボクたちが日本から来てることを知り、

わざわざ、
タイミングを合わせてくれたみたい。

せっかくなので、記念撮影♪





さすが、知事さん。

秘書や通訳、広報記者、
専属のカメラマンまでいて、

スーツ姿の取り巻きが
総勢8名ぐらいいる一団。

ボクは、
差し出がましいとは思いながらも、

「知事さん!

 このブルダンのはた織りは、
 本当に素晴らしい伝統です。

 そして、
 ヤシャールさんはブルダンの宝です!

 この素晴らしい伝統と
 偉大な職人さんを守ってください!」

そう英語で伝えると、
知事さんはボクの手を握りながら、

「必ず、守りぬくよ!」

そう、力強く答えてくれました。

エネルギッシュでありながらも、
とても誠実そうな知事さんでした。





古代から続く、ブルダン手織り。

こんなにもすてきな伝統が、
これから先も何千年、何万年と、
受け継がれゆくことを願ってやみません。

ヤシャールおじさんとは、
しばしの別れを告げて、

次は、メフメットさん宅へ。

通りには、素朴なパン屋さん♪





トルコは、小麦も豊か。

長さが50cmぐらいもある
でっかいパンが、

100円もしないので、びっくり。
オオ-!!w(゚o゚*)w!!

しかも、
トルコのパンはスゴくおいしい♪


山道を車で登ること約10分。

メフメットさんの家は、
山の斜面に小さく建っています。





パッと見上げると、
この家からは美しい景色が望めます。

ほのぼのとした、すてきな場所。





家に入ると、
1階にはた織り機が据えられ、
仕事スペースになっています。

そして、2階が住居スペース。





2機のはた織り機を並べて、
夫婦で仲良く織っています♪

ブルダンでは、
女性がはた織りするのは珍しい。

オスマン帝国時代までは、
はた織りは、男の仕事だった。

ブルダンのはた織りは、
男系の一子相伝で伝えられ、

女性は、
織りあがった生地に刺繍したり、
仕上げをするのが仕事でした。

今でもその名残りがあって、
女性の織り手はそんなには、いない。





メフメットさんには、
ペシテマルをお願いしていた。

トルコの日常ではよく使われる
薄手のタオルケットです。





頼んでいたのは、
黒、赤、モスグリーン、ゴールド、
ライトブラウンをそれぞれ20枚ずつ。

それに加えて、
他の色も何枚か織ってくれていました♪

メフメットさんのペシテマルは、
たて糸にはポプラレーヨンや綿、
よこ糸にはバンブー(竹繊維)を使う。

その肌ざわりと、
メフメットさんの丁寧な手仕事に
ボクは魅了されてしまったのです。





こちらも
カラフルなペシテマル生地。

とても、きれいな色合い。





はた織り機の中からは、
向こう側にテレビが見えるように
なっています。





こうやって、
テレビもちらちら見ながら、

メフメットさんは、
朝9時ぐらいから織り始めると、

昼食・夕食をはさみながらも、
深夜1時、2時まで織り続けます。

(ノT∇T)ノ )))))) はぅ~~っ

今回のボクのオーダーも、
たった3週間しかなかったのに、
100枚余りを織り上げてくれてた。

そんだけ一日中 織っても、
夫婦お二人の最大生産は、
二人で一日に6枚が限界だそう。

そんだけ織り続けて、たったの6枚…
( ̄◇ ̄;)

オートメーションの機械織りなら、
そんだけの時間 機械をまわしたら、
一日で何百枚と織れるだろうに…

「織っても、織っても、楽しいから、
 一日中、織り続けてしまうんだ」

いやいや、
この人は本当に“はた織り”を愛し、
人生を楽しんでいるんですね~♪





メフメットさんの作品は、
麓にあるお店に並びます。

あの織りものたちが、
クッションカバーになったり、
テーブルクロスになったり♪





一枚、一枚に、
想いと時間が込められている。

見てるだけで、
うれしい気分になってきます♪





古代からの伝統を受け継ぐ
誇り高きはた織り街 ブルダン。

山に囲まれた自然の中に
はた織り職人の「人生の楽しみ」が
ゆっくりと流れている場所。

もう、住みたいぐらいです!
(*≧∀≦*)


2013年 冬 旅の終わりへと続く…


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旅人写真家SHIN
  • Author: 旅人写真家SHIN
  • ずっと世界中を旅していたい旅人写真家SHIN。

    旅とスキューバダイビングが大好物♪

    世界中のいろんな人たちの素敵な「人生」と

    素敵な「モノ」を探して日本と海外を行ったり来たり♪

    (*∩∀∩*)ワクワク♪

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