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世界をぐるぐる♪旅人写真家SHINの旅日記☆

ずっと世界を旅していたい旅人写真家の「人」と「モノ」との出会い日記♪

はた織りの里 ブルダンへ

昨夜は、
酒盛りのあと、倒れ込むように爆睡。
(ΘωΘ)o.。o○グー

今日は、車でブルダンへ行きます♪

今回の旅の目的の半分は、
ここに行くためといっていいぐらい。

4月に来た時、
幸運にも巡り会った手織りタオル。

古代からのはた織り街
ブルダンで60年ぶりに復活したタオル。


fc2blog_20140607160928981.jpg


↑の写真は、
今年1月のブログ「トルコ②」から引用。

前回は10枚しか織りあがってなく、
その後、追加でオーダーしました。

そのタオルが、
もうすぐ織りあがるとの連絡が、
約1ヶ月前にあったのです。

ただし、
おじいちゃん職人のヤシャールさんは、

「しんいち、
 もうすぐタオルが織りあがるけど、
 私たちは日本への送り方を知らない。

 早く取りにきなさい」

って、
w( ̄▽ ̄;)w ウッソーン!!!

というわけで、
はるばるやって来ました。





ヤシャールおじさんとは、
8ヶ月ぶりの再開。

前回同様、
お元気そうに、はた織りしてる。

こちらは、
シルクストールを織っているところ。





はるばる日本から来たのに、
相変わらずのマイペース。

( ̄Д ̄;;。。。。。

にこっと笑顔を向けたあとは、
自分の仕事に没頭しています。





紡いだシルク糸を、
ボビンに巻いているようです。





昨夜、イスタンブールに帰った
しょうこの後を受けて、

通訳のために同行してくれた
あやさんとムスちゃん。

パムッカレ在住の超オシドリご夫婦♪





今回もお世話になり、
ありがとうございまーす!
(*≧∀≦*)

さて、
あまりにマイペース過ぎの
ヤシャールおじさん。

仕事が終わるのを待ってると、
日が暮れそうだと思い、

はた織りしてるところに
強引にお邪魔させてもらいました。

こうでもしないと、
写真を一緒に撮るのもなかなかです。
o( ̄▽ ̄メ )。o0○コラコラ





そして、
いよいよ目的の手織りタオル…

どれどれ、
ちゃんとできてるかなっと。





できてましたー!!!
o(≧∇≦o) ヤッター!!!

よかった、よかった♪
ちゃんと織ってくれてました。

一日に一枚しか織れないタオル。

26枚も織ってくれてました♪

そして、そして…

今回は、
ボクが特注でオーダーしたものも
できあがってるはず。

60年ぶりに復活したタオルは、
生地の全面がモコモコなのではなく、

モコモコがないところが、
ストライプのように見える。

そういうデザインで織ってる。

これはこれで、
お洒落でいいのだけれど、

やっぱり、
タオルといえば、
全部がモコモコふんわりしててほしい!

そう思って、
全面がパイル地のタイプが織れないか、
お願いをしていたのです。

果たして、結果やいかに…





キタ――(゚∀゚)――!!!

できてます!!

ちゃんと、
ボクの希望どおりのタオルが!

o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o イエーイ!!

見事なまでに、
全面がパイル地のタオルです。

オーダーどおり、
30枚織ってくれていました♪

「すっごく、いい!
 これは、最高のタオルだよ!
 やっぱり、あなたは一流だ!」

「こちらこそ、
 とても楽しい仕事だったよ!

 全面をパイル地にすると、
 織るのにプラス半日かかったけど、
 やり甲斐のある有意義な仕事だった」

そう答えたヤシャールさんの表情は、
職人としての達成感と
受け継ぐ誇りに満ちあふれていました。

でも、そっかぁー。

パイル地の面積が1.5倍だから、
織る時間も1.5倍になるのかあ。

「だから、値段も
従来のタオルの1.5倍になるよ」

(≧∀≦;)アチャー!!

ま、でも、当然だわな…

ものづくりの考え方は、
かかった時間分ですからね。

そして、ヤシャールおじさん、
こんなタオルもつくってました。





えーっ!???
なんでー!???

全面モコモコは、
ボクのためだけの限定でしょ!?

ヨーロッパの一流ホテル用の
手織りタオル。

「しんいちのオーダーでつくってみて、
 全面パイル地もとても気に入った。

 だから、
 このホテルにも提案してみたんだ」

このアイデア泥棒っ!
く("0")>なんてこったい!!

そう思ったのだけど、

「心配しなくていい。

 小売り店としては、
 しんいちだけにしか渡さない。

 ここのホテルは、
 うちの直接のお客さんだから、

 そういう
 直接のお客さんには販売するよ」

そう言われると、しょうがないな…

┐(´ー`)┌ ショーガナイ。。。

そこまでは、
がんじがらめにもできないし。

それを聞いて、
ちょっとは、ホッとしました。

ほっ(*´∇`*;△

そして、
また新しいタオルのオーダーも。





横幅1メートル、
長さ180cmの大きなタオルです。

ボクの友人がわが子のために、
通常サイズのタオルを買ってくれて、

贅沢にもタオルを敷いた上に、
赤ちゃんを寝かせていたところ、

「もう、あのタオル、
 うちの子が離さないよ!」と。

それを聞いたボクは、

“大人だって、
 この手織りタオルを敷いて寝たら、
 どんなにか、気持ちいいことだろう”

そんなことを思って、
この「シングルサイズ」をオーダー。

限りなく贅沢な一枚です♪

ヤシャールさんに
「できますか?」と聞くと、

「こんな大きなタオルは、
私たち祖父の世代でも作ってなかった。

はた織り機も、
この大判サイズにあつらえないと。

そして、一枚を織るのに、
少なくとも4日はかかるだろう。

 ・・・・・。

だけど、
これは、やりがいのある挑戦だ。

やってみよう!!」

そう、興奮ぎみに応えてくれた。

「さすが、ブルダン職人!
あなたなら、必ずできるはず!

また素敵な作品を待っています!」

そして、ヤシャールさんは、
このタオルケットを、
“SHINICHI Towel”と名づけてくれた。


そうこう話してると、
デニズリ県の県知事さんが来訪。

えっ!?
知事さんが来たって!?
!?(゚〇゚;)マ、マジ...

県民88万人のリーダーだ。

どうやら、
海外からのゲストを案内中に
ボクたちが日本から来てることを知り、

わざわざ、
タイミングを合わせてくれたみたい。

せっかくなので、記念撮影♪





さすが、知事さん。

秘書や通訳、広報記者、
専属のカメラマンまでいて、

スーツ姿の取り巻きが
総勢8名ぐらいいる一団。

ボクは、
差し出がましいとは思いながらも、

「知事さん!

 このブルダンのはた織りは、
 本当に素晴らしい伝統です。

 そして、
 ヤシャールさんはブルダンの宝です!

 この素晴らしい伝統と
 偉大な職人さんを守ってください!」

そう英語で伝えると、
知事さんはボクの手を握りながら、

「必ず、守りぬくよ!」

そう、力強く答えてくれました。

エネルギッシュでありながらも、
とても誠実そうな知事さんでした。





古代から続く、ブルダン手織り。

こんなにもすてきな伝統が、
これから先も何千年、何万年と、
受け継がれゆくことを願ってやみません。

ヤシャールおじさんとは、
しばしの別れを告げて、

次は、メフメットさん宅へ。

通りには、素朴なパン屋さん♪





トルコは、小麦も豊か。

長さが50cmぐらいもある
でっかいパンが、

100円もしないので、びっくり。
オオ-!!w(゚o゚*)w!!

しかも、
トルコのパンはスゴくおいしい♪


山道を車で登ること約10分。

メフメットさんの家は、
山の斜面に小さく建っています。





パッと見上げると、
この家からは美しい景色が望めます。

ほのぼのとした、すてきな場所。





家に入ると、
1階にはた織り機が据えられ、
仕事スペースになっています。

そして、2階が住居スペース。





2機のはた織り機を並べて、
夫婦で仲良く織っています♪

ブルダンでは、
女性がはた織りするのは珍しい。

オスマン帝国時代までは、
はた織りは、男の仕事だった。

ブルダンのはた織りは、
男系の一子相伝で伝えられ、

女性は、
織りあがった生地に刺繍したり、
仕上げをするのが仕事でした。

今でもその名残りがあって、
女性の織り手はそんなには、いない。





メフメットさんには、
ペシテマルをお願いしていた。

トルコの日常ではよく使われる
薄手のタオルケットです。





頼んでいたのは、
黒、赤、モスグリーン、ゴールド、
ライトブラウンをそれぞれ20枚ずつ。

それに加えて、
他の色も何枚か織ってくれていました♪

メフメットさんのペシテマルは、
たて糸にはポプラレーヨンや綿、
よこ糸にはバンブー(竹繊維)を使う。

その肌ざわりと、
メフメットさんの丁寧な手仕事に
ボクは魅了されてしまったのです。





こちらも
カラフルなペシテマル生地。

とても、きれいな色合い。





はた織り機の中からは、
向こう側にテレビが見えるように
なっています。





こうやって、
テレビもちらちら見ながら、

メフメットさんは、
朝9時ぐらいから織り始めると、

昼食・夕食をはさみながらも、
深夜1時、2時まで織り続けます。

(ノT∇T)ノ )))))) はぅ~~っ

今回のボクのオーダーも、
たった3週間しかなかったのに、
100枚余りを織り上げてくれてた。

そんだけ一日中 織っても、
夫婦お二人の最大生産は、
二人で一日に6枚が限界だそう。

そんだけ織り続けて、たったの6枚…
( ̄◇ ̄;)

オートメーションの機械織りなら、
そんだけの時間 機械をまわしたら、
一日で何百枚と織れるだろうに…

「織っても、織っても、楽しいから、
 一日中、織り続けてしまうんだ」

いやいや、
この人は本当に“はた織り”を愛し、
人生を楽しんでいるんですね~♪





メフメットさんの作品は、
麓にあるお店に並びます。

あの織りものたちが、
クッションカバーになったり、
テーブルクロスになったり♪





一枚、一枚に、
想いと時間が込められている。

見てるだけで、
うれしい気分になってきます♪





古代からの伝統を受け継ぐ
誇り高きはた織り街 ブルダン。

山に囲まれた自然の中に
はた織り職人の「人生の楽しみ」が
ゆっくりと流れている場所。

もう、住みたいぐらいです!
(*≧∀≦*)


2013年 冬 旅の終わりへと続く…


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パムッカレの酒盛り

しょうこは、
明日からイスタンブールで仕事。

夜 22:30
無事にデニズリのバス乗り場まで
送り届けて、さよならを。

イスタンブール着は、
翌朝の7:45らしいです(汗)

しょうこのおかげで、
トルコのお母さんたちと話せた。

お母さんたちの想いを、
より深く、身近に知ることができ、
本当に大・大・大感謝!!

しょうこ、ありがとう!
ヾ(*≧∀≦*)ノ━━!!!

そして、
ボクたちはパムッカレの宿へ。

今日は朝から
広大なエフェソス遺跡をみて、
オデミッシュへ車で3時間。

アイシェお母さんの
とめどなく尽きることのない
たっぷりの愛情とトークに5時間。

オデミッシュから、
デニズリまで車で4時間。

そして、
ここパムッカレへ40分の運転。

さすがに疲れたー!!
――― (;;´O`)=ε3

そして、宿に着くやいなや、
ボクたちを待っていたものは…





酒盛りだー!!!!!

近所の仲間たちが集まって、
歌に踊りに、大盛りあがりの宴会中。

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ ヒエ~ッ!!

そして…

「日本のトモダチよ、
 せっかくだから、仲間に入ってけ」

あー!!!
言われると思った~(≧◇≦)

「じゃ、一杯だけ…」


座るやいなや、
不気味な踊りが始まった。
Σ川 ̄▽ ̄;川アィーン





うん!?
双子!?

めっちゃ似てる。

んでもって、
すんごく楽しそうに踊ってる♪





しっかし、
このおっちゃんの歌声、
惚れ惚れするほどのいい声。

聞くところによると、
セミプロとしてトルコ国内を巡っているそう。





楽器も始めてみるもので、
どうやら、トルコの伝統楽器のよう。

酒盛りは確かに楽しいし、
みんないい人たちばかり♪

初めて目にする楽器の音色や、
トルコ民謡はとても心地よいです。

ただ、今日だけはやめて…

ちょっと、疲れすぎてる。
()´д`() モウゲンカイ・・・

われながら、疲れ切ってる白い顔。
(ホントはもっと黒いのです^o^)





さすが、
モリくんは若いだけあって、元気。

けっこう、ノリノリ♪
┌|*´∀`|┘└|´∀`*|┐♪





だけど、ボクはダウン寸前。

一杯だけお付き合いして、
モジモジと退席を申し出ると、

「じゃあ、一曲歌っていけ!
 日本の歌を!!」

Σ(o゚д゚oノ)! ナンデストー!!!

って、逃げられない雰囲気…





そこで、ボクたちが歌った歌は…

「ぶん ぶん ぶん♪
 はちが とぶ~
 
 お池の まわりに
 野ばらが さいたよ

 ぶん ぶん ぶん♪
 はちが とぶー♪」

ベタすぎー!!!?
なんで、この選曲にしたのかっー!?

あまりのオンチぶりに、
一瞬、時間がとまったみなさん。

(゚Ω゚;)ヤッパリ!?

でも、次の瞬間には、

「ブラボー!!
 いい歌だー!!

 日本の友よ、ありがとう!
 おやすみ、おやすみ」

みなさんご機嫌な様子で、
ボクたちを解き放ってくれました。

トルコ人の心はデッカいなあ。

人間味あふれる楽しい出会いと、
寛大なお心に、ありがとう♪

そして、おやすみなさい。


明日は、
今回の買い付け旅のメイン。

はた織りの里 ブルダンへ。

早く寝なきゃ…
(∪。∪)。。。zzzZZ


トルコ ブルダンへと続く…


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トルコの“母の想い”

あまりにも、
しょうこの運転が怖いので、

モリくんと強制的に交代。
コワイョ━(((。iдi。))━ッ!!

運転に慣れてないのに、
ビュンビュン飛ばすし、

「な、運転できてるやろ?
 な?しんちゃん?
 ほら、ほら?」

助手席にいるボクの方を
ずっと見ながら言っている…

いいから、
前を見て運転しろっ!
凸(゚皿゚メ)コラーッ!!

なので、モリくんに交代!





って、おまえもこっち見てるし~
(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・

でも、モリくんはさすがに、
自分の運転技術を自負するだけあって、

安心のドライブ♪
ほっ(*´∇`*;△

やっと、全身の硬直が解けた。

お昼の13時、
無事にオデミッシュに到着。

アイシェお母さんたちとは、
昨日のオヤ市の広場で待ち合わせ。

ちゃんと待っててくれて、
広場の近くで一緒にランチ。

写真はないけど、
昨日、ヌルテンお母さんちでも食べた
トルコピッザを。

こっちの人たちはホントに好きみたい。

毎日食べても飽きない味♪

腹ごしらえをして、
いざ、アイシェお母さんちへGO!





お母さんはボクたちが来たことを、
ホントに喜んでくれてる様子で、
まったくトークがとまらない…( ̄O ̄;)

でも、
ボクたちも来れて、すっごくうれしい♪
(*≧∀≦*)

「しんいち、
 私はとっても用心深い。

 あまり、
 人を信用することができないの。

 この人と結婚して40年になるけど、

 この家に、
 親族以外の他人を招いたことは、
 ただの一度もないのよ。

 トルコ人でさえ、
 家に入れたことはないのに、
 あなたは、ましてや日本人。

 でも、
 私はしんいちを招きたいと思った。

 とても、不思議なの」

えー!!!
そこまで想っててくれたんだ!?
w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!


でも、
実はボクもアイシェお母さんには
特別な感覚がある。

今年の4月に初めて会った時から、
言葉はまったく通じないのに、
不思議と心が通ったお母さんだった。

そして、今回はしょうこのおかげで
何を言ってるかが分かる。

ボクのことを、
「3番目の息子」と呼んでくれる。

人の“縁”(えにし)って、
ホントに不思議。


そして、
この人が1番目の息子さん。
(実の長男さん)

実は、
ボクが3番目とか言いながら、
ボクより年下だった…(^◇^;)





もちろん、左の人ですよ♪

右はお父さん。
そして、お孫ちゃん。

お母さんは、
「3番目の息子に、
 ムスリムの名前をやらないとね」

そう言って、
ボクにムスリムの宣教師の格好を。

「しんいち、
 あなたのムスリム名は、クゼイよ」




しょうこが、ゲラゲラ笑ってる。
ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

「しょうこ、なに?
 クゼイってどういう意味?」

「Kuzeyは、“北”って意味」

「なんで?なんで“北”なん?」

「意味は無いってよ(笑)」

特に意味はないのに、
ボクの名前は“北”になりました。

トルコでは、
けっこうそういう名付けをするそう。

つづいて、モリくんにも。

「あなたは、4番目の息子ね。

 あなたにも付けてあげるから、
 これをかぶりなさい。

 あなたの名前は、ギュネイよ!」





またまた、しょうこが笑ってる。
(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑

「Güneyは、“南”。

 しんちゃんが、“北”で、
 モリくんは、“南”やって!

 めっちゃ、おかしい!(笑)」

って、
しょうこ、笑いすぎやろー!
○=(`◇´*)o コノヤロー!!

でも、お母さんは真顔だ。

どうやら、
トルコではこんな感じで名付けるみたい。

そして、お母さんは、

「あなたたちは、
 私の息子だから、
 特別なものを見せてあげる」

そう言って、
奥の部屋から持ってきてくれた。





スゲーーー!!
きれい!!!

イーネ(刺繍針)編みのレースだ!
∑d(*゚∀゚*)チゴィネ!!

昨日、市場で買ったやつより、
さらに細かで美しいイーネ。

どーゆうことっ!?
\(○`ε´○)コラーッ!!!

「これはね、
 2番目の息子の
 未来の花嫁のために編んだの。

 トルコの母は、
 娘が嫁入りする時には
 嫁入り道具を編むんだけど、

 息子が花嫁をもらう時にも
 歓迎の気持ちとして用意するのよ。

 春が来る頃、
 蚕の卵を集めてきて、
 私の脇の下で温める。

 孵化させて、
 繭を作らせて、
 糸をつむぐ。

 その糸を自分で染めて、
 はた織り職人に織ってもらうの。

 そして、織りあがった生地に、
 同じシルク糸でイーネ編みをする。

 丸一年かけて、
 一枚を編みあげるのよ」

えっーーー!???
卵を脇の下で温める!?
...(゚Д゚ノ)ノギョエー!!!!!!!!

トルコのお母さんは、
そこまですんの!???

息子の花嫁のために!??





「なんで、そこまですんの?
 トルコの母は大変だね!」

そう、しょうこに訳してもらうと、

「大変だなんて、
 一度も思ったことないわ。

 息子の未来の花嫁に
 想いを寄せがら編めるから、

 私はとってもしあわせよ♪」

じ、次元が違い過ぎる…
ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…

トルコのお母さんの愛情って、
こんなにも深いのかぁ~

って、
トルコじゃなくっても、

“母の愛情”って、
世界中どこへ行っても深いんだなあ。
( ̄(エ) ̄)y-°°シミジミ

そして、なんと!!!

「しょうがない。
 あなたたちも息子だから、

 二人で一枚あげるから、
 花嫁のために持って帰りなさい」

って、エッーーー!???
ェェェェェΣ(゚Д゚,,)ェェェェェーーー!!!

一年がかりの一枚でしょ!?

「2番目の息子のために
 この5年で5枚編んだの。

 でも、
 次男の結婚はいつになるやら。

 また、1年かけて編むから、
 これは、持って帰りなさい。

 ただし、
 未来の花嫁のためにあげるから、
 商売で売っちゃダメよ」

はい!
もちろんです!
ラジャ(゚◇゚)ゞビシッ!!

アイシェお母さん、ありがとう♪

本当に、ありがとう。


そして、こちらは別のイーネレース。





玉ねぎの皮とお茶、くるみで染めた
シルク糸で編んだイーネレース♪

一枚編むのに、約半月かかるそう。

すてきな作品。

こちらは売りものだそうなので、
何枚か買って帰ります♪


お母さんは、後片付けに。





そして、お父さんは寝る。
o(__*)Zzz

これも、どの国でも同じ。
(^○^)





片付けが終わったお母さんに、

オヤを編んでるところを
見せてほしいとお願い。

「じゃ、いつも庭でやってるから」

そう言って、裏庭へ。





お母さんがかぶってるスカーフも
もちろん、お手製。

可愛くって、すてき♪

「写真を撮る」と言うと、
サッと取ってきてパッとかぶった。

トルコの人は、
写真と聞くと、猛烈に気合が入る。
O(≧▽≦)O





ホントゥに、細かい針仕事。





パシャ、パシャと、
たくさん写真を撮ってると、

さすがに照れたのか、ニッコリといい表情♪





こちらの2枚も、花嫁用スペシャル。
(もちろん、譲ってはくれません)

二人とも、よく似合ってます♪

でも、
二人とも、ちょっとお腹もでてる。
(≡^∇^≡)ニャハハ





アイシェお母さん、
早く花嫁に渡せる日がくるといいね♪

お母さん一家が、
しあわせいっぱいに包まれる日を
ボクたちも望んでいるよ。





なぜだか、
ミカンとレモンが同時になる木。

ウソじゃないです。
ホントに元は一本の木なんです。

すごく、不思議。




この人が噂の2番目の息子。
(一番奥)

仕事が終わって、
駆けつけてくれました。

早く結婚できるといいね~♪





深い愛情と
絆で結ばれたイェシルご一家。

“母”の愛情の深さを
トルコまで来て、
あらためて教えてもらった、

そんなステキな時間でした♪
(●´ω`●)ほのぼの♪

大・大・大感謝です!
(≧∪≦*)ノノ*:.。





いろいろと話し込んでいると、
あっという間に夕方。

どんなに遅くても、
18時にはここを出発しないといけない。

今夜は、しょうこが、
22:30 デニズリ発の深夜バスに乗って
イスタンブールへ帰ります。

しょうこは、
明日の朝からイスタンブールで仕事。

ここオデミッシュからデニズリまで、
どんなに飛ばしても3時間半はかかる(汗)

「そろそろ帰るよ」と言うと、

「なぁぜ?」
「なんで?」

としか言わないアイシェお母さん。

そして、
もうここに泊まっていけ、と。

お、お母さん…
うれしいけど、そろそろ帰らして…
(^◇^;)

もう、いい加減のタイムアップで、
お母さんを振り切るように外へ。

しょうこも、
「え~ん、え~ん」と言ってる。

泣いてないけど…( ̄◇ ̄;)


長男さんが、
途中まで先導してくれる、と。

iPadのマップがあるから大丈夫と、
何度言っても、

先導するってゆずらない。





どこまでも親切な人たち。

トルコ人 バンザーイ!
イェシル一家 バンザーイ!
\∩(^∇^)∩/

トルコ、大好き!!!


トルコ ブルダン①へと続く…


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古代ローマ時代にタイムスリップ♪

トルコ西部
エーゲ海近くに位置する
古代遺跡 エフェソス。

オデミッシュへの
移動の便利さから決めた宿泊地。

せっかくなので、遺跡見学へ。

バカな男が、
「アルテミス神殿に放火すれば
後世に名が残る」と考えて火を放った。

それが、紀元前356年のこと。

そんな逸話も残る、
世界七不思議にも数えられる
アルテミス神殿のある古代都市。

(神殿はエフェソス遺跡の近郊)





行ってみると、
とにかく古代の遺跡がゴロゴロ。
( ゚Д゚)ウヒョー!!





フツーに触れるし、入れる。

って、
古代ローマの遺跡ですよっ!?
w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!





そして、やたらと猫が多い。





こんな石積みまで、
ちゃんと残っているのがスゴい。





そして、とにかく広い!

見渡す限り、
遺跡、遺跡、遺跡!!





この通路の向こうも、
両側もずらーっと遺跡です。





無造作に「そこにある」遺跡。

古代からの原風景が、
ここエフェソスには永々と残る。





ラテン語?
ギリシャ文字?

アニメ「ワンピース」の
ポーネグリフの古代文字みたい♪





柱の跡も、
ボン、ボン、ボンと置いてある。





美しいタイル装飾の回廊。

昔はここは室内だったのかも。





ひときわ目立つ遺跡の前で。

だれかさんだけ、
あさっての方向を見てるが…
( ̄■ ̄;)…ガビーン!!!





こちらは、
古代の三大図書館に数えられた
セルシウス図書館だそう。
(゚□゚o)ノノスゴッッッ!!!!!





建物の奥は崩れていて、
今は前面部分だけが残っている。

長い歴史を感じます。





至るところにいるネコちゃん。

ここはネコ天国だ。





なんだか、
さらに奥もあるようなので。

ていうか、
あまりに古代遺跡がゴロゴロ。

フツーに転がっているから、
感覚が麻痺してくる。





奥へ進むと、
最初に見た劇場より
遥かに大きな大劇場が。

何百席あるんだろう…





人もあまりいなかったし、
せっかくなので、
闘牛ごっこをしてみた♪





2千年以上前からある遺跡で
闘牛ごっこをしてると思うと、

とんでもなく、楽しかったです!
v(≧∀≦)v うれし~♪

「ウチにも牛やらせて~」と、
モリくんを無理矢理誘う、しょうこ。





闘牛ごっこをやっていると、
中国人の団体さんがやってきて、

女性ガイドさんに、
おもいっきり笑われてしまった。

((▽\*)≡(*/▽))ハズカシー!!!

そして、ボクたちはそそくさと上へ。





すんごく、いい景色♪

帰り道にも、いっぱいのネコ。

まるで、
ここの守り神のような得意顔だ。





さあ、遺跡も満喫したし、
そろそろ、オデミッシュへ。

アイシェお母さんとの
待ち合わせ時間が迫っている。

急いでるのに、
どうしても運転がしたい、しょうこ。

日本国内でも、
ろくに運転したこともない、

からっきしのペーパードライバー。
コワイヨー!!!(ノll゚Д゚llヽ)





助手席のボクは、
もう生きた心地もしない。
ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!

無事に着けるのか…


トルコ オデミッシュ③へと続く…


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ヌルテンお母さんの家へ

オヤ市場から車で移動。

ヌルテンお母さんは、
「ほんの10分ぐらいよ」と。

お母さんのナビ通りに運転。

どんどん、
山の方へ入って行く…

とっくに、10分は経ったけど?

結局、走ること30分後。
やっと着きました。

「ね、近かったでしょ?」

って、どこがやんっ!
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ

家に入ると、
ヌルテンさんのお母さん
シュキュリエばあちゃんが。





前回の4月には、
市場で会ったおばあちゃん。

最近は心臓がわるくって、
市場には行っていないそう。

だけど、スゴく元気そう。

どこに行っても、
おじさんとおばあちゃんには
すんごく好かれる、しょうこ。





さっそく、
アンティークのオヤ花飾りを♪

とっても貴重な昔のオヤ。





約80年前の貴重品。

トルコ国内でも、
もうほとんど出まわらなくなった。

お母さんたちは、

「今より何倍も時間をかけて
 丁寧に丁寧に編んでいる」

「昔の技にはかなわない」

そう、口々に言います。





そして…

今回のお目当て、
パラケセ(昔の小銭入れ)です!!
キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!





今ではもう、
編まれることも、
見かけることもなくなったパラケセ。

よりによりすぐって、チョイス。
(と言っても、全部合わせても20枚ぐらいしかなかったけど…)

ぱっと見、赤ちゃんの帽子みたい♪





こんなジャガード柄が、
100年近く前のトルコにあったんだ。

と思いきや、こんな可愛らしいのも♪






貴重なパラケセは、
10枚ほどの購入を決定です!

そうこうしてたら、
さらに凄そうなものたちが…

なんじゃこりゃ!?
o(@.@)o ナンジャコリャ!!





なんと、
オスマン帝国時代のアンティーク。

当時の貴族や裕福な商人たちの
豪華なテーブルライナーやクロス。

見事な刺繍です!
スッスゴィ...(゚Д゚ノ)ノ





色づかいも鮮やか♪

当時は、こんな美しいライナーを
花嫁の嫁入り道具として持参したそう。





娘への愛情がたっぷりの
可愛らしいライナー。

それぞれの名家で、
代々、受け継がれてきた品。

ヌルテンさんが、
一軒一軒訪ねては、
懇願して買いとってきた。

ここまで集めるまでに、
25年以上の年月を費やした。

心の底から、
アンティークを愛する人です♪





そして、
奥から出してきたのがこちら。

あまりにも、すてき!!
スゴ━━Σ((o人゙゙゙ エ゙゙゙o))━━ィ!!

目を奪われるほどの美しさ。

ワインレッドのベルベット生地に
金糸で細かな刺繍が。

「これは、
 どんなにお金をつまれても
 絶対に売らないわ」

ヌルテンお母さん…

あなた、自慢するためだけに
奥から出してきたんやね…
┐(-。ー;)┌ヤレヤレ





「これは、
 しんいちにだから見せた。

 他の人には、
 トルコ人にだって、
 見せたことないのよ!」

えっーーー!!
ありがとー!!!

そして、もう奥へしまってる~
(○口○*) ・・・・・

(ブログに出してもよかったかな…)


そして、ヌルテンさんは語る。

「本当は、
 一枚たりとも売りたくないわ。

 だけど、
 これらのアンティークの品々は
 本当にいいもの。

 世界の人たちに、
 本当にいいものを知ってほしい。
 そういう気持ちもあるの。

 それに、
 私たちは大金持ちではないから
 少しはお金もいるの。

 だから、
 コレクションの一部を
 手放すことに決めたのよ」

だけど、
「実の祖父母たちから
 受け継いだものもあるから

 全部は売らない。売れない」

その上で、
譲ってもかまわないというのを
何点か購入させて頂きました♪

もちろん、
びっくりする程の高値ですが、
その想いと希少価値を思えば、
納得できるものです。

というか、
自分を納得させました!
ウキッ━━゚(∀)゚━━━!!


ただし、
自分を納得させるまで約1時間…

本気で、悩みましたー!
(´-ω-`)う~む…





そして、決めたのがこちら!

約150年前の金刺繍!!!

裕福な名家の嫁入り道具として、
最愛の娘に持たせたライナーです。

ヌルテンお母さんたちは、
このライナーを

「チョック・オスマン!
 チョック・オスマン!」
 (超オスマン!)と呼び、

「しんいち、
 あなたはまだ駆け出しだから、
 このライナーはやめて、

 もう少し安価なものにしておきなさい。

 そして、安価なものが日本で売れたら、
 次にこれを買って帰ればいいのよ」

繰り返し、繰り返し、
そうボクを諭そうとしていたけど、

「どうせ買うなら、一流がいい!」

ボクはそう譲らず、
悩み抜いた末に決めました! 





だって、これがいいんだもん!

他のじゃヤダ!
ヤダヤダ(o≧谷≦)oヤダヤダ

「どうせなら、一流品を」

そう決めて、
こちらの“超オスマン”に決めました!

ただ、
あれだけ目の前で悩み抜いたのに、

お母さんは一切、
コストダウンはしてくれませんでした。
(T△T) 涙 涙 涙

ま、それだけ貴重なものだから、
仕方がないです!(^O^)


そして、
これから大好きなオヤを
目の前で編んでくれます♪





まずは、オヤ糸をよっています。

シルクだけだと弱いので、
綿やナイロンを混ぜるそう。

こちらがシルク糸の束。
糸染めも自分たちでするそう。





とにかく、
オヤを愛してやまない
ヌルテンお母さん。





あまりに手早いので、
見ていてもよく分かりません。
(@Д@; アセアセ…





お母さんにオヤって何?

そう聞いてみると、

「“自然”を表現すること。

 オヤを編んでいる時は、
 自然と一体になれる気がする。

 そして、そこには、
 美しい自然への感謝と、

 自然を創りあげてくれた
 神への尊敬の気持ちも
 込められているのよ」

へっーー!!!

そんなにも
奥深い想いがあったんだ!?
オオーw(*゚o゚*)w!!

でも、そりゃそうか。

こんなにも深く、
トルコに根ざしてる文化だもんな。

感服いたしました♪
(○・Д;○)[カンプク]





向こうに座って、
ずっとウンウン頷いてた
ヌルテンさんのお父さん。

メフメットエミンじいちゃん。

暖炉への薪入れは、
おじいちゃん専属の仕事だ。





おじいちゃんの若かりし姿。

若い!!!
才才-!!w(゚o゚*)w





もう遅くなったから、
夕食も一緒に食べていけ、と。

トルコの人たちは、
“トルコ ピッザ”と呼ぶ。





意外にも、
かなり美味しくって、

モロッコで
栄養失調ぎみのモリくん。

かぶりつくように、
むしゃむしゃ食べてました。

びっくりしたのが、コーラ!
こっちのコーラは、2.5L。

デカーい!!!
((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ!





食後のデザートに、
庭でとれたというザクロを。

これも美味しいんだけど、
大量にありすぎ!

だけど、しょうこは、

「私、ザクロめっちゃ好きやねん♪」

ずっと、食べ続けてました…





おばあちゃんと一緒に♪

御歳、73歳か74歳!

どっちか忘れたそうですが、
まだまだ、元気!





おじいちゃんも入って。

ほとんどしゃべらず、
すんごく大人しいじいちゃん。

どこの国でも、
女性パワーはパワフルです!
━━━ヾ(o´ω`o)ノ━━━!






ヌルテンお母さん家は、
古くてボロくて、小さな家。

一階は農作業の倉庫になっていて、
二階が住居スペースになっている。

お母さんも言ってたけど、
決して裕福な家庭ではない。





だけど、
オヤにかける情熱は、
どんなお金持ちよりも熱いと思う。





ありがたくも、
その大情熱と深い深い想いを
貴重な品々と共に見ることができた♪

ボクの人生に、
本当に豊かな時を刻むことができました。

ホントゥにありがとう。

感謝です♪
O(≧▽≦)O


トルコ エフェソス遺跡へと続く…


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旅人写真家SHIN
  • Author: 旅人写真家SHIN
  • ずっと世界中を旅していたい旅人写真家SHIN。

    旅とスキューバダイビングが大好物♪

    世界中のいろんな人たちの素敵な「人生」と

    素敵な「モノ」を探して日本と海外を行ったり来たり♪

    (*∩∀∩*)ワクワク♪

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